2013年12月9日月曜日

特別養護老人ホーム 峰林荘  20131125 避難訓練 

夜間想定での総合避難訓練を行いました。
新聞等でも良く報道されているホテルや施設など大きな建物で火災が発生した場合の避難時のリスクが高くなるのは、夜間です。

特別養護老人ホーム峰林荘における体制は、

従来型(ショートステイ含む)は
 入居者最大30名に対して夜勤者2名

新館ユニット棟は、
 入居者1,2階各階40名に対して2名。

管理当直者1名

まとめていうと、入居者70名に対して、夜勤者(介護職)4名と管理当直者(一般職)1名の合計5名での対応となります。

昨今入居者の重度化が進む中で、万が一火災が発生した場合には、

火元の確認 → 避難ルート選定 → 避難優先順位確認 → 避難指示

の流れでの対応となりますので、毎回の避難訓練では、これらの確認作業を念入りに行っています。


しかし、夜間における災害発生時のマンパワー不足を助けていただくため、近隣地域の皆様方のご協力を戴いてきてはいましたが、入居者の重度化が進む中で、より多くの方々の力をお借りできれば、もっと安全になるのに…と悩んでいました。

そんな時に「守谷市福祉計画実行委員会大野地区」の関係者のみなさんが、地域防災のあり方について検討する中で、当法人の非常対応ができないか検討いただける機会があり、今回の避難訓練を視察にお出でいただきました。

いつも総合避難訓練の際にはお世話になっている守谷市消防署及び大野地区の消防隊第5分団からもお出でいただく中で何訓練が行われました。




避難訓練終了後に、委員のみなさんとの会議を行い

1)重度化の進んだご利用者の避難には、マンパワーが必要なこと。

 2)地域に災害発生時に非常ベルのみではなく、サイレンなどもっと遠方まで聞こえるような対応があった方が良いのではないか

等の提案をいただくとともに、

 
1)避難対応をするのに、基本的な介護知識や技能がないと、いくら非常時でも不安なこと。

 2)この不安を払拭するために、介護に関する知識や技能を習得する機会がないか

との質問が寄せられ、当法人において、研修などを開催する運びとなりました。

 災害は、」起きた時の対策も大事ですが、起こさないことを念頭に、これから新たなる地域のみな様の支えを頂きながら、また一歩前に進んでいきたいと思います。

ご協力いただきました関係者のみなさま、誠にありがとうございました。
また、引き続きよろしくお願いいたします。




消火器訓練前の諸注意。













水消火器を用いた消火訓練














消防車3台が集結!!