2015年8月11日火曜日

特別養護老人ホーム 峰林荘 20150630 研修「介護技術(おむつ)」

今日は、介護技術の基本ともいえるオムツについての研修会を行いました。どのような仕事でも同じですが、時間経過とともに、自己流になってしまい兼ねません。介護は、均質なサービスの提供があってこそ快適な介護サービスを受けることが可能となりますので、ご利用者の身体状況に差異があっても、提供する側の介護経験年数の長短にかかわらず、介護技術や対応方法に差異があってはいけません。この辺の再確認の為に、おむつメーカーの株式会社近澤製紙所の社員に講師を依頼し研修会を開催しました。
 
講師を務めた株式会社近澤の竹垣先生は、土佐(高知県)出身だけあって、オムツは介護の基本中の基本と、ビシビシと熱く語り、実技指導をしてくださります。そして、できるならばオムツを外し、パッドやリハパンを使えるようにして、人としての尊厳の確保に向けての取り組みをシッカリとして欲しいとオムツメーカーながらも、紙おむつの利用者減少に向けて熱く指導し続けて下さっています。そして、職員それぞれが実践への取り組みを行ってきています。
☆オムツを外し、リハパンに変わった方の表情は、全然違います。オムツの中に、自ら排泄が出来ますか?したくなくても、しなくてはいけない状況…人としての尊厳を失う瞬間ではないでしょうか?峰林荘では、紙おむつからリハパンへ…カタツムリの歩みかもしれませんが、尊厳の確保に向けた取り組みを行っています。