2012年2月4日土曜日

季節感のある部屋…正月から節分へ

節分の日を終え、各部屋の飾りつけがどうなっているのか覗いてきました。行事として、豆まきを行ったところもいいのですが、見てわかる季節感の演出は、何よりも大切なことです。
正月飾りは、従来棟(どんぐり、さくら、つばき)が、広い食堂空間を生かして、「パワフル」な飾りつけをしたのとは対照的に、狭い空間ながらも、「ドカーン+繊細さ」を組み合わせた新館ユニット(すみれ)がありましたが、今回の節分や如何に…意外に気を抜いていたのか、年間の大行事ではないとの認識からかひな祭りの飾りに入っていたところを見受けましたが、節分の飾りつけをしていたところは…なんと!!「もみじ」と「すみれ」だけでした (-_-;)
変化の乏しい施設内に暮らす方々にとって、窓から見える景色の変化以外に季節感を感じることがは乏しい環境にあります。ご利用者様に季節感の演出をすること(豆まきは各部屋でしてはいましたが)…この辺は感覚の差でしょうか…施設長のボヤキが聞こえてきそうです。
新施設長が就任した時の方針として、難しい理念や理屈よりも、自分の家族に使わせたい、自分で使ってみたい施設づくりをすること。どうするかについては、各自考え、キャッチボールをしながら進めるようにと話していたことを思い出だします。介護の仕事は
「地道に」
「忍耐強く」
「観察し」
「気付き」
「推察し(考え)」
「洞察し」
「注意し」
「検討し」
「実践し(サービスを提供し)」
「再度検証する」
(よく言われるPDCAですね)。これらを、継続することで最適なサービス提供が成り立ち、培われていくものと考えています。しかし、日々目の前のことに忙殺されがちな中で、誰かがキーマンとなり、注意を喚起していかないと流されてしまいます。また、内容の確実性を求めるあまりに、考えているばかりでなかなか進まないこともあります。考えているばかりでは事態は変わらないばかりか、視野を狭めてしまい、広い視点を持っての考えが失われてしまうとともに、情報発信も疎かになり、対応も遅れてしまいます。「事件は現場で起きているんだ!」なんて言う言葉がありましたが、何よりも大切なのは、今目の前で起きていることに対応すること。そして、自分の考えをとりあえず発信してみて、チームの仲間や他の仲間とコミュニケーションをとる(施設長が言っているキャッチボールをする)ことです。
介護は、チームワーク!!一人介護技術力の高い職員がいるよりも、コミュニケーションのとれるチームが育っていく方が介護力は高くなります!!
※基礎的な介護力があっての話ですがね…
介護は頭脳と体力勝負!!ラグビーと同じで、スクラムを組んでがんばりたいと思います。
one-for-all-all-for-one「1人はみんなのために、みんなは1人のために」ちょっと違うかもしれませんが、チーム力(りょく)ですね!!
正直、このブログも時々投げ出したくなることもありますが、情報発信と多くの方々からの言葉を得るという貴重な場でもありますので、がんばっていきたいと思います…時々掲載が遅れることのみお許しいただければ幸いです…という甘いことを言ってはいけませんね!?